事業譲渡のメリット・デメリット

事業承継やM&Aの一般的なスキームの一つに、事業譲渡があります。
事業譲渡は会社の資産を売買契約によってやり取りするスキームです。会社の株式を他者へ譲渡し、法人の経営権を包括的に承継する株式譲渡スキームとは根本的に異なります。
事業譲渡は、譲渡対象の事業に要する資産を割り出し、それらをすべて譲渡します。

事業譲渡のメリットの一つは、取引の対象とする資産の範囲を取引をする双方の合意で自由に決定できることです。
一方で、売買契約であるため、譲渡対象に不動産等が含まれる場合には、登記に必要な事務や費用がかさむほか、事業運営に許認可が必要な場合には、新たに買い手が許認可を取り直す必要が出てくるなどのデメリットもあります。
事業譲渡に関してお困りのことがございましたら、まずは当事務所の税理士までお問い合わせください。

田中隆資税理士事務所では、大阪市内、神戸市を中心に関西のエリアで税務・会計に関する相談を承っております。
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