田中隆資税理士事務所 > 国内税務 > 税務調査が入られやすい個人事業主の特徴

税務調査が入られやすい個人事業主の特徴

⬛︎税務調査が入る確率は?
税務調査とは、税務署や国税局が、納税者に対して税務申告が適正に行われているかを訪問して調査することいいます。

国税庁は毎年「税務行政の現状と課題」というレポートを発表しており、それによると、調査対象の法人と実際に調査された法人の割合は3.2%、個人の場合は1.1%となっています。確かに、法人よりも個人事業主に対して税務調査が入る確率は低いですが、税務調査をスルーすることはできないため、注意しておきましょう。

 

⬛︎税務調査が入られやすい個人事業主とは?
上記の通り、個人事業主には税務調査は入りにくいですが、中には税務調査が入りやすい個人事業主もおり、それらの個人事業主には以下のような共通の特徴があります。

 

①申告をしていない。
②申告書類に記入・計算ミスがある。
③数字に大きな変動がある。
③利益が極端に少ない。
④売上高1000万円をわずかに下回る申告が続いている。
売上が1000万円以下の事業者は、消費税納税の義務が免除され免税事業者となります。この消費税という支出を回避するために、売上を1000万円以下として虚偽申告する事業者も存在します。よって、課税基準の寸前である900万円台で売上が推移し続けている事業者には、税務調査が入る可能性が高くなります。
⑤過去の不正発見率が高い業種を営んでいる。
国税局では申告内容や資料情報などを検討して、重点的に調査する法人を選定しています。過去の経緯から不正が起こりやすい業種にくわえ、現金による取引が多かったり、物ではなくサービスを売っている業種などは、金銭の流れが分かりにくいため、重点調査業種として選定されやすいといえます。特に、以下の業種を営む事業者は税務調査に入られやすいといえるでしょう。

 

・建設、建築業
・自由診療の医療系(接骨院含む)
・パチンコ店
・インターネット関係(オークションやFX等)
・飲食店(バーやクラブ等含む)
・風俗業

 

税務に関してお困りのことがございましたら、まずは当事務所の税理士までお問い合わせください。

 

田中隆資税理士事務所では、大阪市内、神戸市を中心に関西のエリアで「税務申告」、「節税対策」、「顧問税理士」などに関する税務相談を承っております。「国内税務」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所の税理士までお問い合わせください。

BASIC KNOWLEDGE

当事務所が提供する基礎知識

SEARCH KEYWORD

よく検索されるキーワード

TAX ACCOUNTANT

税理士紹介

田中税理士
代表税理士 田中 隆資 Takashi Tanaka

日々の努力を忘れずに、邁進して参ります。

当事務所のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

田中隆資税理士事務所は、大阪西区に事務所を構え、個人・法人を問わず様々なご相談を承る事務所です。相続の生前対策・お手続き、事業承継、法人の税務・会計業務、起業支援、経営相談など、ニーズやご予算に合わせてお手伝いいたします。

  • 経歴

    昭和62年12月2日生まれ。徳島県出身。

    大阪経済法科大学卒業。

  • 所属団体

    近畿税理士会(131417)

OFFICE

事務所概要

田中隆資税理士事務所
〒550-0002大阪市西区江戸堀1丁目10番1号肥後橋第21松屋ビル7F

営業時間/平日9:00〜17:00※事前予約で時間外・土日祝対応可能

FAX 06-7878-5691

INFORMATION

お知らせ・情報